長年使ってきた昇降式のテーブルが所々、色が抜けてきて大分使用感が出てきたのでテーブルの塗り替えが必要になり頼むと送料込みで2万円位するのでよし!やった事ないけど自分で塗ってみようと思い実際にやってみました。
やり方の手順
手順は調べたのですが簡単に言うと
1、前の塗装を剥がす。
2、塗る
3、乾かす
以上です。。。うん それくらいは何となくわかっていましたよってなるんですけど色々選択肢がありました。順を追って行きます。
前の塗装を剥がす。
今ある塗装を剥がさないとムラができたりはがれやすくなります。剥がし方はやすり等でこすって剥がすのが一般的かと思います。他に方法はたくさんあります。塗料を剥がす剥離剤は使い方が難しいのと
このテーブルの天板が一枚板ではない(張り合わせ)の為、貼り合わせた接着剤が溶けてしまうのかも知れないので止めました。
やすりをこすってテーブルを剥がすのですが専用の工具があり電動サンダーと言います。高速に振動してやすりをかけてくれます。できれば集塵機能がついているほうがいいでしょう。
まあ、上記の道具があるのは知っていましたがテーブルの天板が90cm×60cmだから余裕でしょうって事でスルーしたんですけど手でやると時間は掛かるわ手は痛いわで大変でしたよ
あと、マンションなのでベランダでやすり掛けはお隣さんとかの洗濯物とかを汚してしまいますので室内でやる事にしました。
紙やすりよりナイロン研磨シート
塗装剥がしはやすりの180番当たりから初めて一通り落ちたら320番で塗装面を凸凹を取るために木目に沿って(ここ重要)研磨をしますとありましたので180番、320番、念の為、600番の紙やすりを買いました。紙やすりも室内でやるので削りカスが飛散しない水につけて使用する耐水ペーパにしましたがなかなか落ちないしすぐ目詰まりするし手は痛いしで何かいい方法がないかと調べてみたらナイロン研磨シートにも塗装剥がし用があったので使ってみたらこっちも水に付けて使うので削りカスが飛びませんし、こちらのほうがよく落ちましたのでこっちをおススメします。
塗装剥がし後(トホホ)
とはいえ買い物もしたりで4時間位掛かりました。手が痛い。。。しかもまだあまい左の写真の右上や下のほうに斑点みたいなものが見えますが表面の板がなくなり下地が出てしまっています。トホホ
さあ、塗るよ
塗料を剥がして木目を磨いて綺麗に汚れを拭き綺麗になりました。無垢の状態になってこのまま使ってもいいのですが剥がしムラがあるのと下地が出てしまっているで塗料でコーティングします。
塗料の種類
さあ、塗りますよとなりますが塗料は様々ありますので迷う所です。このテーブル食事などしますので条件としては。
・室内作業
・室内使用
・汚れなどに高耐久である
・安全である。
となりますので
×水性ニス(耐久力が低い)
×油性ニス(高耐久で安全性は高いが塗料の匂いが気になるのと洗う際にうすめ液などが必要で難しそう)
×ラッカーニス(油性ニス同様)
×ステイン(木材を着色する塗料だが今回は下地が出ているので×)
×オイル仕上げ(ステイン同様 そんなにいい木材ではないので×)
〇水性ウレタンニス(水性の匂い油性の塗膜の耐久性の良いとこ取りで食器にも使えるほどの安全性があるので今回はこちらに決定!しかも洗うときは水でいいので楽♪)
塗る道具
塗料を塗るハケ(筆?)が必要なのですが平面を塗るにはコテバケが良いそうでなんか筆みたいなので塗るのかと思っていましたがこれなら簡単そうです。あと使い捨ての手袋もね。
いざペイント(一回目)
塗料の説明に原液のまま塗装できますが粘度が高い場合は水で薄めてとありましたがそのまま塗りました。他説明に
2~3回塗って仕上げてください。
一度にあまり厚く塗らないでください。
塗る都度乾かしてください。 との事。
塗料の匂いはあまりなく室内でも気になりませんでした。(念のため換気扇を回してください。)塗り方はコテバケで木目に沿って力を入れず引っ張りましたとても簡単にムラなくできましたが!ここで経験上の注意点!
1、天板サイドの塗料垂れ(トホホ2)
サイドをみたら塗料が垂れて玉になっている所があり元々この机はサイドが丸くなっており裏面に塗料が回ってしまっていて慌てて拭きました。こういう場合はマスキングテープであらかじめ塗りたく無い所に貼っておくらしいです。
2、一回塗りだと色が薄い?ムラが出る?
天板がうねっていたのか剥がしが足りなかったのか乾いて来るとムラになってなんかザラザラしてます。よく見てみると木目の細かい溝に入っているところが濃く色が出るみたいです。
塗ってからまた研磨?
お店を自分ですべての内装を作られた方に今回の件を話したら一回塗って乾かしたらそのあと紙やすりで研磨してしてから塗るといいよと言われて ん?また剥がすんですか?って聞いたらいやいや違うよ研磨するのはニスのほうでそのほうがまた塗った時にムラになりにくいとおしゃってました。
何番でやるんですか?と聞いたら3回塗って終わりの場合、一回目終わったら400番、二回目は800番、で3回塗って終わりだそうです。という事で早速水に付けて使う耐水ペーパ400番、800番を買いました。もっと塗る場合は紙やすりを細かくしていくそうです。
どこまでやるか問題
研磨するとニスのザラザラが無くなって艶はなくなりますがすべすべになります。綺麗に拭いてからまた塗る作業になります。木の目にニスが入り込みだんだん綺麗に艶が出てきます。塗って研磨して塗って研磨して。。。やればやるほどテーブルが綺麗になって行くので面白くなってきて結局5回位塗ってしまいこりゃ終わらないなと思い塗料と紙やすりを大量に買ってしまいました。
木の目が塗れば塗るほど埋まってたいらになっていきます。
まとめ
はじめてだったので色々後から後から買い足したりして商品届くまで机が使えなかったりしたので結構時間が掛かりました。その間は段ボールのを机変わりにしたりパソコンデスクで食べたりしてました。それとすべて手作業でやったので電動サンダーはあったほうがいいです。手が痛いですよw。
仕上がりについて大変満足しています。艶が出すぎて写真をみて頂くとわかると思いますが艶で景色が映りこむレベルで綺麗になりました。
まとめのまとめ
1、道具は揃えてからやりましょう~
2、電動サンダーはあるといいでしょう~
3、こだわったり楽しんだりするとキリがないのでほどほどにしましょう~
ではお試しあれ!
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